ゴールデンウィーク前半、1日だけポッカリと空いたので、ちょっと足を伸ばして温泉でのんびりしてきました。
というか、相方が燕岳に登るというので、登山口の温泉に惹かれて便乗しただけ(苦笑
安曇野市穂高有明…と住所の字面では近そうですが、実際には曲がりくねった山道を行くので、生坂村からだと車で1時間強かかります。
地図で見るとこんな感じ↓
で拡大していただくか、航空写真表示にしていただくと、道のすごさがおわかりいただけるかと(汗
山道に入ってしばらく行くと、路肩に猿が…
「猿が2匹座ってた!」とひとしきり騒いで、ふと前方右手の空き地を見ると、そこにも猿、サル、さる…
聞くと、猿が多いので有名なエリアだそうで。
「人馴れしていて、車が近づいてもどかないこともあるよ」とのこと。
長野県に移住して、2番めに見る野生動物が猿になるとは、思いもしませんでしたわ。
(ちなみに最初に遭遇したのはタヌキ、カモシカ&イノシシはまだ目撃していません。シカの声は聞いてるけど)
あと、写真撮り損ねましたが(道が狭くて車停められない)、道路脇に小さな滝がいくつもありました。
そんなこんなで中房温泉駐車場に到着。
登山者用駐車場は500mほど下にありますが、日帰り入浴であれば、すぐ下の駐車場を利用できます(ただしシーズン中は満車の場合あり)。
燕岳の山荘が数日前にオープンしたばかり&5合目より上はまだ雪道、というタイミングで、しかも到着したのが昼なので、駐車場にも比較的余裕がありました。
引き戸を開けて中に入り、カウンターの上の鈴を鳴らして入浴料700円をお支払い。
懐かしい木札式の靴箱にシューズを入れて、隣の引き戸がすぐ男女別の浴場になっています。
入ったのは左側の「妙見の湯」と「古事記の湯」。
中房温泉公式サイトの立ち寄り湯紹介ページでは、男湯・女湯の表記がないので、日によって違うのかも。
ちなみに右側は「古事記の湯」と「薬師の湯1号」となっています。
「妙見の湯」は上流約100mの岩の割れ目から、「古事記の湯」は駐車場の堰提から、「薬師の湯1号」は約200m離れた中房温泉の建物の裏側から湧いているそうです。
脱衣所には無料のロッカー(コイン不要)と、脱衣カゴを置く棚、洗面台&ドライヤー、温水洗浄便座のトイレがあります。
ロッカーは小さいので、タウンユース用のリュックがかろうじて入る程度。
登山用の大きなザックは、外に屋根付きの置き場があるので、貴重品と着替えだけ持って入るように注意書きがありました。
手前が「妙見の湯」、奥が「古事記の湯」。
洗い場は5つですが、シャワー&カランが1つ壊れてしまったようで、4つしかありません。
ボディーソープ、リンスインシャンプー、熊笹シャンプー&リンスが備え付けられています。
身体と髪を洗って、いざ湯船へ!
源泉かけ流し&水冷式・空冷式なので熱いかな?と身構えたのですが、適温♪
熱めが好きな方には、ちょっと物足りないかもですが、お肌がツルツルになるとろ~っとした弱アルカリ性のお湯なので、少しぬるめな方が、じっくり浸かれるので良いですね。
たっぷり1時間ほど、肩まで浸かったり、半身浴してみたり、身体をマッサージしながら堪能~♪
しっかりリフレッシュできました。
風呂上がりの楽しみといえば休憩所でビールとかアイスですが、アイスは残念ながらケースが空、帰りに運転する可能性もあったのでビールはパス、で。
お腹が空いていたので、チキンカレーライス(870円)を注文。
一見何の変哲もないカレーライスですが、中房温泉の地熱で作った蒸し鶏が使われているそうです。
休憩所はイス&テーブルorカウンター。お座敷スペースはありません。
むしろビールだけ、ジュースだけなら外のベンチが気持ちいいかも。
右手にあるのはお手洗い。
こちらは全て和式でした。
一度外に涼みに出て、また館内に入っても何も言われなかったので、外で休憩した後にまた入浴するのもアリなのかな?
下山後に入るもよし、温泉だけ目当てに行くもよし…の中房温泉湯原の湯は、湯冷めしにくく、お肌がツルツルになる素敵な温泉でした。
宿泊すると、さらにいろいろなお湯が楽しめて、地熱で調理が楽しめる「焼山」の利用もできるそうなので、次はぜひ泊まってみたいです。