突然ですが、健康づくりって、ひとりでコツコツ続けるものですが、実際には大変ですよね。
本を読んで…とか、テレビの健康番組を見て、始めてみようとは思うけれど、自分だけでやるのはなんだか気恥ずかしい(苦笑)し、3日坊主になりがちですよね。
母と娘、おじいちゃんと孫など、家の中に「一緒にやろう」という相手がいるといいのでしょうが、私のように一人暮らしだったり、家族がいても運動や健康には無関心…という状態だと、どうにもヤル気が続かない、ということはありませんか?
(私だけ!?いやきっと違うよね?)
生坂村では、以前に書いた「いくさか歩こう部」のほかに、健康づくりのための色々な教室が行われています。
「あの体操やってる?」
「気持ちよかったよね」
と言い合えるご近所さんがいるって、とっても素敵ですよね!
今日は、小立野地区で開催された「健康応援隊」に参加してきました。
健康応援隊には、
「天野先生の身体の中を動かす体操」
「食改メンバーが教える身体をいたわるお料理会」
の2種類があるそうで、今日の応援隊は体操でした。
9時過ぎに小立野公民館に到着、すでに地区の方が会館を温めていてくれたので、テーブルを出したりして会場設営。
健康福祉課の大沢さん、竹内さんも到着し、まずは体重と血圧の測定から。
測定の間も、みなさんのおしゃべりは止まりません。
「こうして集まって、笑うのっていいよねぇ」とおっしゃっていた方がいましたが、本当にその通りですね。
私も生坂村へ来て、お母さんたちと過ごす時間はとても楽しいです。
測定が終わり、畳に腰をおろして体操の時間です。
まずは、腹式呼吸の練習から。
鼻で息を吸ってお腹をふくらませ、口で吐きながらお腹をひっこめる。
なるほど、このやり方なら、初めての人でもわかりやすいです。
お腹の筋肉が動くので体が温まります。
姿勢が良くなったり(変な姿勢だとやりずらい)、ウェストまわりが引き締まる効果もあるんですよ。
続いて、足のマッサージ。
靴下をぬいで、足と手の指を組んで力を入れたり、1本ずつ動かしたり、足裏をもみほぐしたり。
「足のツボっていっぱいあって覚えられないよね。
だから足裏全部もんじゃうといいよ」と天野先生。
足の指を動かしたり、もんだりしてから起き上がったり、立ち上がると、血行が良くなっているので、ふらつきや転倒の予防にもなるそうです。
片足だけもんで、もう片方の足と比べてみると、確かに色つやが違うんですよ。
次はいわゆる、骨盤底筋をひきしめる方法。
私は以前、骨盤臓器脱(内蔵を支える筋肉が衰えて、子宮から内蔵が飛び出す女性の病気)の患者会に関わっていたことがあるので、この筋肉の大切さは、すごーく良くわかります。
「最近の若い人は、トイレを我慢できない、我慢するための筋肉が衰えている」という天野先生のお話に、みなさん驚いている様子。
そうそう、この筋肉をトレーニングすると、尿もれの予防にもなるんです。
最後は、横になって背伸び!
天野先生が一人ずつ声をかけながら、足と、首をゆらしながら伸ばしてくれました。
まー、これが気持ちいいんですよ!
そして、体操の後はみんなでお昼ごはんです。
参加する人が、ひとり0.5合ずつお米を持ち寄って、体操の時間の間に炊いていたんです。
健康管理センターの管理栄養士・赤松さんが作ってくれた主菜と一緒にいただきます。
大好き隊・洞ヶ瀬さんから料理とレシピの説明を受けている参加者のみなさん。
テーブルの上には、みなさんが持ってきてくれたリンゴ・ナシ・白菜漬け・沢庵も。
今日の主菜は「千草焼き」です。
ひき肉と千切り野菜を炒め煮にして、卵でとじたもの。
「千草巻き」という料理もありますが、これは巻かずに焼くオープンオムレツなので、簡単にできそう。
1人分約227kcal、タンパク質14.0g、脂質11.6g、食塩1.5g。
食物繊維量は1.7gになるそうです。
↓↓ レシピはこちら ↓↓
千草焼き
【材料(4人分)】
- 卵・・・4個
- 豚ひき肉・・・120g
- 玉ねぎ・・・1個
- ジャガイモ・・・中1個
- ニンジン・・・1/2本
- シイタケ・・・2枚
- グリーンピース・・・大さじ2(22g)
- 油・・・小さじ2
- 調味料
- かつおだし・・・1カップ
- 砂糖・・・小さじ1
- みりん・・・小さじ1
- 濃口しょうゆ・・・大さじ2
【作り方】
- グリーンピース以外の野菜は粗い千切りにする。
- フライパンに油を熱し、ひき肉と1の野菜を炒める。
- グリーンピースと調味料を加えて煮る。
- 卵を割りほぐし、3のフライパンに混ぜて厚い卵焼きを作る。
- 切り分けて器に盛り付ける。
次回は11月21日、健康管理センターでお料理会。
これも、参加が楽しみです♪